ネーミング
ネタ切れなので、すばらしい技術の話から。
岡山理科大の山本准教授が開発した「魔法の水」。
海水の中から海の魚に不必要な成分を除いていって、最終的にNa、K、Caなど必要な成分を特定したとのこと。
それらの水溶液を作って人工の飼育水としたので、海水魚も淡水魚も同じ水槽で飼育できるって。そんな映像も以前、ニュースとかで流れてましたね。
淡水と海水での生存の違いは浸透圧起因だと思うので、今回の話は成分というよりは濃度が影響してるんですかね・・。
クロマグロやベニザケなど多くの魚の養殖に取り組んだところ、海水での養殖より成長が早く、病気になりにくいのだそうです。
水槽管理システムとしてNTT東日本が事業化を進めているようで、期待できます。
タイ(魚じゃなくて国の方)のブラックタイガー養殖にも適応が検討されているとのこと。確かにアジアのエビ養殖の現場はちょっと微妙ですからね。
完全養殖だと、何世代にも渡っての環境操作は不安も感じますが、稚魚を成長させるプロセスへの適応なら良さそうに思います。
食べ比べてみたい。
今日の本題はネーミング。
この水、「好適環境水」と命名されていました。いや、もうちょいあるやろ。とほほ。
こんなに素晴らしい技術なのに、洒落てもいなくてダジャレでもない。BtoBとはいえもったいない。