中国の技術力
流転の地球-太陽系脱出計画-、配信があったので観てみました。
前作に比べて結構いいんじゃないかな。ストーリーの構成が若干冗長とか、中国推しが強いなとか感じるけど、十分楽しめました。
中国映画の進歩も侮れない。韓国映画にも幾分マンネリ感を抱いている身としては歓迎。
ちょうどその後、
「ヒト型ロボットが参加するハーフマラソン大会が19日、北京市内で開かれた。人間のランナーと同じ約21キロメートルのコースを約20台のロボットが走った。最も速いロボットは約2時間40分で完走した。」とのニュース。
ハーフ160分、エイド(バッテリー交換)も3回ですか、まだまだですね。なんて言ってる場合じゃない!
走るだけとはいえ、公道ですからね。実験室とは大違い。
体勢をコントロールするのは同じかもしれないけど、リアルタイムで地面のコンディションに応じて自律で方向修正していくような制御は、人間型の二足歩行だと、結構大変なんじゃないかな。
ロボット分野も中国の進歩はすごいね。
そういえば、ロボット掃除機の市場シェアも中国企業(石頭科技)がiRobotを抜いて首位、3〜5位も中国企業という調査結果(IDC,2024)が出ていました。
国を挙げてものづくりを競い、どんどん市場で試しちゃえる環境が羨ましい。
分野によっては投資に対してかなりの優遇策があるでしょうし、なによりもアジャイルを業界全体でやっちゃってるイメージだからね。脱落する企業も多いだろうけど、成功する製品はいくつか出てきますよね。
石頭科技は、CES2025にて、ロボット掃除機にマニピュレーター(いわゆるロボットハンド)が付いたタイプを展示していたそうです。落ちてる靴下とかティッシュを取り除けて進むらしい。
ここでも、カミさんの掃除の前捌きとしての私の仕事が無くなるようです。おそるべし。