日本人と日本
若干ビジネスから離れた話ですが、サッカー日本代表、1点リードでハラハラさせてくれています。
本題は、試合前です。イラン国歌のあとに君が代が流れると、(イラン国歌の際の歓声がそれなりに大きかったのもあるかもしれませんが)ちょっと落ち着いた気持ちになりました。
なんでしょうね、あのテンポといい、旋律といい、妙に他国のものとは違いを感じます。
このあたりどうなのかなと思って検索してみると、例えば「All My Sports Teams Suck」では歌詞の対象を色分けしてくれています。日本は黄色、人をキーとした分類になっていて、全体の中では少数派ですね。イランは信仰色の強い歌詞でした。(が、この分類では同じく黄色となっています。)
検索してみると、多くの方が国歌の比較をされています。フランスやアメリカと歌詞を比較すると確かに歴史や文化などの背景を感じます。君が代の歌詞に関しては、「君」を誰と考えるか、歌詞全体で何を言わんとしているのか、一人一人の解釈によって違いそうですね。
そもそもcontext依存度が高い言語である日本語なので、背景がはっきりしないから、正しい意味は解釈できないということなのでしょう。あいまいなところが日本らしくて良い。
私は「君」は「カミさん」と解釈して、「私に(苔が付くくらい)長く付き添ってください」的な詩なのだ、ということにしておきます。
がんばれ日本!