炭素生産性(炭素の生産性ではありません)
GXスクールへの投資をいつか回収できるようにと、気になることは自己学習しています。
経済界でも気候変動に対しての外圧は強まっているのでしょう、環境報告書での対応公表など、取り組みは増えている印象は強いのですが、全体像としてどう評価すべきなのかちょっと考えてみました。
単純に考えると、GHG当たりの付加価値額か利益額で企業が評価されるようになるのではないかという気がします。
調べてみると、2010年あたりからいくつかの報告書が公表されていました。
新しいものでは、三菱総研のレポート(https://www.mri.co.jp/knowledge/insight/20231003.html)の中に、炭素生産性をGDP/GHG排出量と定義した上で、各国の比較をしたり、TFP(全要素生産性)との相関を示したりされています。勉強になります。
日本はイけてないですが、全体像はさておき、個々の企業に関しての気候変動に対する取組みは、SBTやTCFDを使っての宣言も行われつつあります。本当の競争力向上につながることを期待したいです。
今回は生産性という視点で覗いてみましたが、個人的には、日本・世界それぞれで色々な指標や考え方が乱立している印象が強いので、それらを俯瞰してまとめてみたいと思います。まだまだ勉強。