Art思考とDesign思考

先日、日経のアートシンキングフォーラムを見てあらためて理解が深まりました。
SEDAモデルでDesign思考は課題解決、Art思考は課題形成とあるものの、同じような意味合いなのかと思っていましたが、その違いがすっきりしました。
前者が(その従来のプロダクトアウトから)より顧客志向を求めるものだったのに対し、後者は新しいイノベーションを意図していると、私は理解しました。持続的イノベーションと破壊的イノベーションと読み替えても良いかもしれませんね。
変曲点・特異点としての価値創造が、特に今、日本企業に求められているということでしょう。(わざわざ新しい言葉を作らなくてもいいと思いますが・・)

最近はものづくりでもデザイナー主導のテーマ推進が増えてきていると思うのですが、デザイナーも含めた関係者に求められる要件が全く違うものになってきているのでしょう。
芸大系の方がマーケティングを学ぶIDの世界だけでなく、理系学生がArtを学ぶ機会がもっと増えるのかもしれませんね。

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