環境会計
欧州では正月早々洪水や大雪だそうですね。昨年はカナダの山火事も倍増ということでしたし、日本の気象も昨年はずいぶん変わっていた印象があります。
COP28は日本での盛り上がりは欠けていた印象ですが、環境対策がビジネスの変化点であり、大きなチャンスであることはおそらく間違いないし、GX絡みはお金のニオイもします。もう少し深く環境経営を考えてみようと。
多くの企業が環境報告書やサスティナビリティーレポートなどで、気候変化に起因するリスク、それに対応するためのポリシーや具体的取り組みを公開しています。影響度を金額ベースで示しているところもありました。
それはそれで参考になるのですが、財務諸表にはどう折り込まれるんだっけ?
各種の取り組みはコストとしてP/Lに、既に投資した設備が温暖化対応に(大きく)沿わなくなっていたら減損、とか結果系のものはよいとして、問題は顕在化しつつあるリスク分?
明確ではない将来のリスク分なので計上できない(しない)でしょうけど、世の中の規制(見込み)などを先取りした、必要になりそうだけど長期に渡るような取り組みは、コストでなく無形資産としてB/Sに入れ込めるのかもしれません。償却をどうするのか難しいですかね。
今週から北九州市のGXビジネススクールも始まるので、もう少し学んでみます。