業界用語?

日本ハムが3月に発売した「グラフォア」。
世代によっては「ざぎんでしーすー」的な話?と思うかも。

でも業界用語じゃありません。フェイクです。
鶏レバーに豚の脂や植物油を配合してフォアグラの見た目や食感、コクを再現したというもの。

本家「フォアグラ」、福食商店でたまに買わせていただきます。(お金もないのでカナールですけど・・)
けど、近年どんどん高くなる。円安も影響してますね。
動物虐待との指摘から、だんだん手に入りにくくなるのでしょう。この歳になると胃にも入りにくくなりますから、まあ構いませんが・・。

せっかくなので試してみました。

左がグラフォア、右はフォアグラ。
グラフォア、そもそも見た目がダメですよね。大豆ハンバーグみたいな・・。

慣れてない人には焼きが簡単、というのは若干あるかも。
フォアグラを最初に買った頃は、きっちり解凍して粉も振らずに焼いてしまい、とても小さくなった覚えがあります。丸腸か!と言いたくなったような。
でも、慣れれば調理はどっちもどっち。

焼いてる際の脂の出方は全く違います。
本家フォアグラは脂たんまり。ソースにも使いますからね。

さて肝心の味はといえば、どうでしょう。
もともと油を食べてるようなもんでしたからね。意外とイケるのかな・・。

目をつぶって食べてみたけど、まあ分かるよね。
柔らかいけど、ところどころに筋っぽい食感があって、口溶けしながらも少しざらついた舌触りがあったり、まだまだ本物には敵わないかな。
奥さまは、マッシュポテトに生臭い香りをつけた感じ・・との感想でした。辛辣!

フォアグラと比較しても、値段的にそんなに安いというわけじゃないから、ちょっと普及はどうかなぁ。
キャビア代替品とかの場合に比べたら、ポジションは微妙ですね。今後の戦略に期待してみます。

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