メンタリング
先日、COMPASS小倉アクセラレーションプログラムのセッションで、メンターを務めさせていただきました。
スタートアップを目指して真剣に事業検討を行っていらっしゃる、多くの若い方のピッチを拝聴し、刺激になるとともにちょっと羨ましい感じ。
たいしたアドバイスはできていないし、既にご自身が感じている課題を指摘しただけな気もしますので、与えてもらうばかりで申し訳ないなと思ったり・・。
研究部門を率いていた時の(経営側視点の)話も、少しお伝えしました。
私の視点としては、「勝てるか」「売れるか」「作れるか」の3つ。
アイディア〜実装の各段階で、それぞれのバランスを変えて、研究の価値を考えていました。
アイディアをどんどん出して、多くの人が挑戦してみてほしい。でも、全部はうまく行かないですよね。
全体最適で考えれば、「全体として成長するために必要な活動」「ただし全員は成功しない」「それでも次々新しいチャレンジが生まれることが社会や組織全体として必要」というのが私の考え。
アイディア実現の確率を上げるという道筋もあるでしょうけど、次々試すというのも悪くない。
熱い思いで邁進しつつも、ある時点で冷静になって客観視してもらえるような助言ができればと思ったりします。
みんな頑張れ!

