低軌道
ちょっと古いけど、昨年、若田光一さんがJAXAを退職し、アクシオム・スペース社のCTOになったそうです。
九工大の卒業生ということで、北九州市民としては推しておきたい。
宇宙関連も賑わいつつありますね。
北九州市も宇宙産業推進室を設置、宇宙ビジネスネットワークを設立して勉強会なども開催されていますし、九工大も超小型衛星試験センターを設立したとのニュースがありました。
今後の重点分野ですからね、技術者としてもコンサルとしても見逃せません。(金のニオイはまだしないけど)
アクシオム・スペース社は、ISSの代わりとしての民間宇宙ステーション建設を、2030年代目標で進めている米国企業。
低軌道に設置したステーションを商業化して、「イン・スペース・マニファクチャリング」や「軌道上データセンター」を柱とした事業を進めるらしいです。後者はなんとなくわかるけど、どうやら宇宙で半導体や医薬品作るのにも価値があるらしい・・・。
そのあたりはまた勉強するとして、「低軌道」って何?地球に近いということなのでしょうけど、勉強してませんでした。

JAXAのサイトに解説あり。
地上から200km~1000kmが「低軌道」、3万6000km付近が「静止軌道」だそうです。中・高はないのね。
静止軌道上の衛星とかは、1周24時間かかるので相対的に止まっているということでした。
その下のヴァン・アレン帯が放射線を遮ってくれていて、またさらに下になると空気が濃くなるので、その間が使いやすい空間のようです。
将来、人がステーションとかで生活するにも良いのでしょう。
他にも回帰軌道、太陽同期軌道、準天頂軌道など、いろいろあるのですな。
いずれ行ってみたい。
などと思っていたら、明け方は月食ですか。天体は興味深い。