各付け

少し前の日経に「三菱UFJ銀行は融資の信用リスクを判定する新たな格付け制度を始めた。デジタル技術の取り入れなど事業環境の著しい変化を受け、企業の事業や将来性をより細かく評価する。短期の損益計算書に依存せず柔軟に企業の事業を評価する体制を整える。」という記事がありました。

経営改善計画の策定支援のシゴトでは、「格付け」は結構気になります。
各行のルールにもよりますが、財務情報だけでなく、その企業が集めた各種の情報を使って「正常先」「要注意先」「要管理先」「破綻懸念先」「実質破綻先」「破綻先」に分類されるのが一般的かと思います。
リスク査定そのものでもある上、各付けごとの設定率に沿って引当金を積まないといけないし、金融庁の金融検査もあるので、金融機関にとっては重要でしょう。

私も「実質自己資本」と「債務償還年数」をベースに、想定される各付けを支援先に説明して、当面目指すゴールを共有したりします。区分次第ではこれ以上お金を借りられなくなるので、経営改善の選択肢は狭まっていきますからね。

MUFGの話は、新興企業や、大規模投資を行うような重点分野の企業が、短期的な収益視点では評価しづらい点を考慮したものなのかなと思います。
将来想定なので、なかなか評価も大変でしょう。手伝いますよ。仕事来んかな・・。

冗談はさておき、今回の各付け方法の見直しは将来性の評価重視でしょうから、我々が支援するような窮境企業には当てはまらないかも。
それでも、「この企業、いずれ良くなるね」と納得いただけるようなシナリオが書きたいな。

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