画期的!
なんかすごくない?14℃と23℃間で熱電変換。ゼーベック係数で-13.8mV/Kって、いきなり進化してる?
電力中央研究所が発表、「Journal of the American Chemical Society」にも掲載されたそうです。
興味のある方はこちらのリンクへ。
フェロシアニド/フェリシアニドの酸化還元を使う際、水溶液をテトラブチルアンモニウムフルオリド(TBAF)溶液として、セミクラスレートハイドレートを形成させると、温度変化の際のゼーベック係数が10倍程度になったとのこと。
エントロピーに加えて、ハイドレードの濃度変化が寄与している・・・話としては簡単すぎ?今までこの発想なかったのかな。
で、このままだと水溶液の温度を変化させないと発電しないから、デバイスとしてどうなのと思ったりしたけど、ちゃんと熱電変換デバイスとして実験されていました。
電解層を膜で仕切って、片側に通常液(TBAFなし)もう一方にはTBAFありの電解液を入れ、電極をそれぞれに(片側ずつ)入れています。
全体の温度が上がる際も下がる際も、その両方で発電します。面白い!用途開発が難しそうだけど、なんかありそう。