脱SECI

先日、某ビジネススクールの卒業生や関係者を中心としたイベントに参加してきました。
短時間でしたが、グループワークもあり、ほどほどに楽しめました。直接の関係者じゃない私も参加させてもらえて感謝。

3Dモデリングやそれを利用したVR/ARに関して、一つの例として、工場でのKYTへの活用とかの話題になりました。
その際にちょっと思いついたネタ。

現場の3Dモデルを作って、VRでもARでも、人の視点で単に眺めて危険の想定をするのではなく、どうせならアバターとかの人体モデルにいろいろな活動をさせて、いろいろな災害事故を起こさせることで、リスクの洗い出しをしてしまうとか。
これなら自動なので、ひたすら回して洗いざらいリストアップできますね。(動線検討とかはそんなソフトもあったかも)

これって、他の事例にも応用できんじゃない?
経験に基づくノウハウで成りたっている現場や作業に関しては、尊敬する野中さんのSECIモデルを適応するのがセオリーでした。
「一緒に理解して」「文字とかに落とし込んで」「使って高度化して」「ノウハウとして獲得して」を繰り返すみたいなね。

でも、バーチャルで総当たりのシミュレーションができるなら、ひたすら回した方が確実な気がしてきました。
(学びの視点としてはダメなんでしょうけど)

将来的には暗黙知も無くなっちゃうかもね。

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