親子
「父はいつかいなくなります。父のやり方がいずれ成り立たなくなる以上、手法を変えなければ会社の未来はないと思いました。しかし、父は自分がいることを前提に話しますから、話がかみ合わず社員の前で言い合うこともしばしばありました。」
日経ビジネス(12/30,1/6号)「経営教室」に掲載中のジャパネットHD・髙田社長の言葉です。
息子さんの方です。すばらしい経営者。
あれだけのお父上の後は大変だと思いますが、しっかり事業を成長させているし、将来の姿もよく考えられている。
お父上がきっぱり身を引いているところもすごいのでしょう。お父さまも名経営者ですな。尊敬します。
自分は親がいなくなった時のことを考えていて、親は自分がまだやれるという前提で考える。
このパターン、事業承継でもよく課題になります。
特に1代で事業を大きくしてきた親父さんの場合に、どうしても後継者のやることに不足を感じてしまうことが多いですね。
わかります。事業だけでなく介護とかに直面した際も似たようなものでしょう。
親子は難しい。でも対立の中でも親父を尊敬していたり、子供を尊重していたり、そんなところをどうやってお互い素直に引き出してあげられるか、事業承継士の力の見せどころです。見せたことないけど・・・。
今年も頑張ろう!