拉致る?
私も正確じゃなかったかも。英単語の話。
コンサル案件の際、経営論について興味深い意見をお話しされる方と立ち話しました。久々に面白い方との出会いです。
話題の中で「アブダクション」への言及がありました。
おっと、久しぶりの単語。「逆推論」とか「帰納法的推論」でしたっけ。帰納法が使えるほどには過去の因果関係の情報がない中、ある結果から論理的思考で要因を導き出すという考え方でしたかね。
「Duduction」が演繹法、「Induction」が帰納法、それだけじゃないでしょ、ということで出てきたのが「アブダクション」みたいな理解をしております。
実際には、品質管理や安全管理で取り組む「なぜなぜ」手法とかにも通じるし、現象から新たな発見につながるプロセスのことを意味するのだと思ったりします。
といった話は、LLMとかに聞いてもらえればと思うのですが、あれ?っと思ったのは別の話。
そういえば「Abduction」て、「誘拐」とか「拉致」じゃなかったっけ・・。
なんかまだあったな・・と思ったら、昔通ってたジムのマシンにアブダクションってあった気がする。
これは中臀筋を鍛えるマシン。確かにお世話になりました。いやお世話になったのはアダプションマシンだったかな。
ちょっと調べたら、ad(離れる)+ducere(導く)から成っていて、その元はラテン語abductiōだそうです。
なるほど、誘拐も逆推論も(両腿の)外転も、あるところから離れていくというイメージは合っている気もします。
英単語の勉強にはなりました!
(一説にはAbductive Reasoningと記載もあるので、そっちの方が伝わりやすい気もしますね。)