新指数
非財務情報である人的資本の開示が義務付けられましたが、あまりピンとこない人も多いでしょう。
そんなの数字に置き換えられるのかな?とかね。
数字絡みではPBRが参考になるという考えもありますが、人的資本以外の要素も多く含まれているでしょうから、ダイレクトに示すものがないかなと探してみたら、7月に「JPX日経インデックス人的資本100」指数の算出が始まっていましたので、どんなものか覗いてみました。
JPX日経インデックス400の企業を対象として、独自に「総合人的資本スコア」を算出しランキングするそうです。
加点対象は、ざっくりですが「女性管理職比率(30%以上)」「労働分配率(実際には給与成長率)」「人事生産性(1人あたり営業利益率の伸び」的なものとのこと。もともと有報に掲載されていた項目を使っているんですかね。ちょっと勉強不足。

実際のところ、パフォーマンスはどうなのよ、と思ってチャート比較してみました。
JPX400との比較を作ってみたけど、データの開示されている2017/8を起点とした比較だと、直近2年くらいは差が開いていますね。今後指数連動の金融商品が登場したら、買ってもいいかも。
ただ、算出のしくみがイマイチ分かってませんからね。JPX400の中で、加点された上位100社を持ってきているということなので、数値が上振れして当たり前か・・。日経平均や他の商品と比較すべきだったかも。
欲は置いといて、人的資本の増強はさらに重視されるでしょうから、研修需要とか、ビッグウェーブカモーン!(やっぱり欲だ・・)