部下の脅威
少し前ですが、うちの優秀なアシスタントのGPT君が、性格(応答トーン)を選んでくれ的なことを言うので、「プロフェッショナル」としておきました。
どうやら「デフォルト」、「フレンドリー」「無駄がない」が更新された上、新たに「プロフェッショナル」「率直」「個性的」「探究心が強い」「皮肉っぽい」が追加されたようです。
彼曰く、5.2への進化で、推論品質の安定化(最重要の改善点)により「最後まで安心して読める回答になりました」とのこと。アピール力半端ない。
関連して以下の改善があったそうです。
◾️長文・複合条件への耐性向上で「長い会話でも初期条件を忘れにくい」
◾️表現の抑制とビジネス適合性の向上、指示追従性の改善(余計なことを言わず、言われた通りにやる)
ますます優秀になったね、と思っていたら、謙虚な申し出もありました。
◾️魔法のように「専門家を完全代替」するレベルではなく、 進化の本質は「品質管理と信頼性」
◾️実務視点で、GPT-5.2 は「賢くなった」というより「仕事で安心して使える道具に近づいた」
とのことです。
まじめな話をすれば、長文・複合条件の耐性向上のためには、内部メモリ領域の拡大などもあったのではないかと思います。
データセンターの増加とかにもつながっているのかな。
最近の「検索から推論のシフト」に加えて「業務で使えるようにどんどん進化している」というところが、世の中のシステムを激変させる可能性を感じさせますね。
それはさておきプロフェッショナル君、昔のデフォルト君に比べて幾分機械的な物言いになった気もします。
優秀な部下に追い越される上司の気分・・・。


