税制改正

年末年始にかけて、各省庁から令和8年度税制改正の内容が発表されています。
経済産業関係をのぞいてみました。

「中小・小規模事業者の事業承継・成長促進、地域経済の活性化」の項目として
◾️事業承継税制に係る特例承継計画の期限延長等
 →計画の提出期限がまた延びた(実施は伸びてない)
◾️中小企業者等の少額減価償却資産の取得価額の損金算入の特例措置の拡充・延長等
 →現状30万が40万円に
◾️食事支給に係る所得税非課税限度額の見直し
 →現状3500円が7500円に
◾️インボイス制度の円滑な定着に向けた所要の措置
 →免税事業者からの仕入れ特例の期限延期
◾️地域における生活環境の維持に必要なサービスを確保するための特例措置の検討
が新たに加わっています。

特例承継計画の期限延長は想定通りでしたが、提出期限だけ延ばすのも今回まででしょう。
食事支給の非課税枠、一瞬オッと思ったけど、月額でしたね。どうせ一人法人には関係ないけど。
仕入れ特例(80%控除)の延長はまあありがたいけど、仕分けが面倒なので、早く全て課税(事業者になるよう)にしてほしい。

「2025年問題」と言われていたけど、高齢化からの代替わりはどこまで進んだのでしょうか。
肌感覚的には50%くらいな気もしますが、もうちょっと低いのかな。
計画だけでまだ交代していない企業もあるでしょう。全体に占める比率は、廃業数と合算して見ていく必要がありそうです。
時間が取れたら算出してみたいね。

承継時(相続時)の税負担が軽くなるという主旨はよいけど、特例を受けるために5カ年計画作ってみたら、将来の事業の成長が見通せなかったり借金の相続もあるとかで、社長になる気が引けた・・みたいな現実も多いので、このあたり、もう少し手当が必要かも。

一方で、先日、市の跡継ぎ支援プログラム「Bridge北九州」の発表会に参加させてもらった際、後継者のみなさんの熱意や新しい取り組みを直に聞かせてもらって、世代交代への期待も高まりました。
若い人たちはすごいね。

官民それぞれの努力で、中小企業の生まれ変わりがさらに進む世の中が楽しみな気もしています。

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