企業の価値

先日のクライアントでのディスカッションの際に使ってみた企業価値の図。
難しいのは数値で把握できない部分。
最近は非財務情報として、人的資本価値とかもよく話題に上りますが、定性的だもんね。
公開企業なら、株価総額から逆算する手もありそうだけど、我々がお相手する中小のオーナー企業はそうもいかない。
相続の際に株価を算定するための方法は国税庁が定めているけど、企業全体の価値を表しているものではないし。
数年前から検討されていた「事業性融資の推進等に関する法律」が5月に施行されますが、柱は「企業価値担保権制度」。
読んで字の如く、土地などの資産だけじゃなくって、企業の全体価値を担保にお金貸しますよって話。
担保設定されたら登記簿にも表示されるでしょうから、他の担保に比べてちょっとカッコいいかも。
でも企業価値を担保に取られちゃったら、どこまで経営の自由度が残るんでしょうね・・。
多角化投資やCI(の変更)とかは金融機関にお伺い立てるのかな・・・。
上場企業が社外取や大株主にいろいろ言われて苦労するのと、あんまり変わらないのかもしれませんが。
導入の目的は、土地などを持たないけど将来性のある企業への投資を促したり、承継などの障壁になる個人への連帯保証が外せるようになったりとかで、経済の循環がよくなることでしょうから、うまく回るよう応援したい。
金融機関が内部で査定するのかなと思ったら、「認定事業性融資推進支援機関」も設定されるらしい。
「経営革新等支援機関」「M&A支援機関」に次ぐ3つめも狙えるのかな?



福岡銀行のBIZSHIPの中の経営診断項目に『親族内承継株価』や『M&A株価』を概算で計算してるサービスが有りました。提出してる決算書に担当行員のヒアリングが加味されてるようです。開くだけでも開いて欲しいと言われて開きましたが、客観的にこう見られてるんだと言う気持ちにはなりました。