DX
中小機構が毎年実施している「中小企業の DX 推進に関する調査」。
先週、結果が公開されましたので、ぼちぼち眺めています。
サマリーでは
・「既に取り組んでいる」「取組みを検討している」企業は39.1%で横ばい
・「既に取り組んでいる」企業の進捗状況は、デジタライゼーション(「個別プロセスのデジタル化)」が増加
・「AI の活用」が 28.4%と倍増
・IT・DX推進に関する専門人材の不足や予算の確保が課題
といったことが挙げられています。

経産省はDXのステップを4段階で定義しています。
私は、それぞれのステップが1段階進めば、その企業にとっての(広義の)DXと言ってよいと説明したりします。
サマリーにあるように、全体数値で見れば、最初の階段(デジタイゼーション)を登った企業は少し増えたということでしょう。
ただ、調査対象が同じではないので、あくまで全体の動きの結果。個々の企業1つ1つが階段を継続的に登っているのかどうか、ということも知りたいですね。
あと、その結果としての投資対効果も聞きたいところ。
成果に関するT2Boxは78.3%となっていますが、階段が上に近づくと投資対効果がいったん落ちるというのが私の認識です。(最上階まで登りきると、大きな効果を得られることもあるけど)
みなさんの企業はどうなのでしょう。
ちなみに、成果の内訳はこちら。
トップの「自動化・効率化」や2つ目の「コスト削減・生産性向上」とかは、まあデジタライゼーションの結果と言えるかもね。
「データに基づく意思決定」「企業文化・・」とか「新商品・サービス・・」とかは、(狭義の)「DX」であってほしい。

ちょうど昨日、「KITAKYUSHU Tech Day」に参加してきましたが、たまたま紹介された北九州市内企業のDX推進状況、データが2022だったと思うのでそのせいもあるかもしれませんが、効果のトップは「ペーパーレス」でした。
若干トホホな気もしますが、一歩目としては悪くない。いまだにいろいろな団体が「Faxで・・」とか言ってきますからね。持ってませんよ!
経営改善計画とかの依頼でも、結構な量の決算資料をお送りいただいたりしますし。(シュレッダーが焼き付きそうです)
昨日は「DX」じゃなくてこれからは「AX」みたいなコメントもあったりしましたが、AIより先にデジタル化だけでも進んで欲しい!

