技術の伝え方
企業の新規出店賃料に関して、シミュレーションと交渉術を核に大家との交渉を行ってくれる会社の話を聴いてみました。
全く知りませんでしたが、賃料コンサル的なビジネスをされている会社は結構あるそうです。
この会社、これまでの実績データを多くのパラメータと共にAIに食べさせて、賃料算出に利用しているそうです。面白いのは対話系のソフトと連携させてシミュレーション結果をPCに話させるというしかけ。当然、技術的には算定プロセスの方が価値があるのですが、一般のお客さまは、パラメータを入れただけで単に賃料が出てくるという結果だけだとあまり信用せず、話しかけたPCが説明すると、AIの価値を納得される・・的な感じだそうです。
本当はここに価値があるんだけどね・・という技術を、うまい伝え方でトータルとしての顧客価値に変えていく、そのヒントのようなものを感じました。