AI時代のイノベーション
イノベーションを「新結合」と説明したのはSchumpeterでしたかね。
無から有が生まれない限り、発明は組み合わせ。物理法則に則って何かと何かを組み合わせたら、新しい価値になる。
ハードの支配が強かった時代は、とにかくあるものを組み合わせてみる。中国のものづくりはそんなイメージでした。
ちょうどスマホとかの成長のおかげで、デバイスが安く小さくなり、何にでも組み合わせちゃう・・、結果的に生き残った新商品やカテゴリーもある気がします。
日本じゃあまり要らない気もするけど、指紋とかの個人認証付けた水筒は人気らしい。
ソフトが幅を効かせるようになると、組み合わせちゃうのは一緒だけど、とにかく出して試してみるというスタイルになって、Agileなどの開発手法も広がったり。
さてAI時代はどうなのか。
ビッグデータを扱えるとか、複雑な因子間の影響を解析できるとかって点では、いろいろな価値がこれまで以上に精緻な数式で表現できる気がします。
推論のレベルがさらに上がっていけば、その製品に○○な機能を加えなさい・・みたい指示も出ちゃったりして。
要素や因果の分析からのアプローチをいろいろ想像していたら、感覚センサ × ビッグデータで新しい発明もあり得るかも。
犬や線虫で癌判定みたいな話があるくらいだから、人間の感覚を上回るセンサが出てきたとして、そこにさらにビッグデータを組み合わせた判別方法が生まれてもおかしくない。
ならばということで、五感とそれに対応するセンサを比較して考えると、
光学系のセンサ> 視覚
ガス(各種気体)センサ < 嗅覚
音響センサと周波数解析 > 聴覚
味覚センサ < 味覚
接触系のセンサ =< 触覚
って感じでしょうか。
既に人間の感覚を(ある部分で)追い越した視覚や聴覚系のセンサに関しては、なんかあるんじゃない。
人が発するさまざまな音や振動をスマホがセンシングして健康状態の変化を観察するとか、呼吸・心拍・声の波長や大きさ・抑揚とかから心理状況を推測してアドバイスするとか・・。
そういえば、生産設備の保全に音の変化を活用するってのは既にありましたね。こんなネタもきっと誰かが検討しているんでしょう。
僕も負けないアイディアを出したいと思いつつ、生成AIに聞いてみたりして・・・・。

