中小M&A支援資格制度
中小企業庁が発表した「労働供給制約社会における中堅・中小企業の『稼ぐ力』強化戦略」。
仕事が溜まってるけど、気になるのでとりあえず眺めてみた。
付加価値労働生産性の向上を掲げ、「価格転嫁・取引適正化の徹底」「成長支援・成長投資」「M&A・事業承継等の事業再編」「生産性向上(「AX・デジタル化」と「省力化の加速・業務改善」)」といった具体的施策が挙げられています。
あんまり目新しくないかな・・。もっと絞り込んでもいいんじゃない?という感じ。
以前にも触れたけど、M&Aに関する国家資格の創設もいよいよ具体化するらしい。
「中小企業M&Aの環境整備」のところには
・個人・機関双方での適正な規律を図るための資格制度創設
・既存の支援機関登録制度を見直し、資格制度と併せて法制化を目指す
・地域における持続可能な事業承継支援体制の構築
とあります。
おそらく、私ぐらいのなんちゃってコンサルには持ってるだけの肩書きになりそうだけど、とりあえず取ってみたいですな。
まじめに報告書を読んでみると、
「・・中小M&Aの支援においては、個人の知識・能力や倫理観の高さもM&Aの成否やM&Aに関するトラブルの多寡に大きく影響することを踏まえると、個人レベルでの質の担保や向上が急務である。
このため、中小M&A支援に必要な知識・スキルや倫理・行動規範等を問う試験制度と、それらの継続的な理解促進及び定着を図るための登録制度を併せて運用する「中小M&A支援資格制度(仮称)」を早急に創設することを目指す。」となっています。
中小の稼ぐ力を上げるというよりは、制度をまともにするという視点での施策でした。
補助金バブルの際もきっとそうだったのでしょうけど、お金が動くといろんな人が群がりますからね。
中小企業の経営者はM&Aなんて経験ないでしょうから、情報の非対称性もすごいのでしょう。コンサルにはご注意を!

